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以上、長い間おつきあいくださいまして有り難うございました。 仏画はみるものではなく、感じるものである。 如来が語るものは悟りの境地であり、菩薩が語るものは慈悲や知恵であった。 また、明王が語るものは護法の力であり、諸天が語るものは護法の力と祈願を成就させる力であった。 ほとけの像を描くのはすべてほとけの語りかけてくるものをいかに表現するかとういうことの追求につぐ追求であった。 如来でも、菩薩でも明王や天でもよい。あらためて仏画に向かいあってみよう。それは祈りの世界の深遠さと、秘められた美とをまざまざと現出させてくれるだろう。 最後に、このページを企画制作してくださいました黒江彰之氏、写真撮影をしてくださいました東啓治氏に心より厚く御礼申し上げます。合掌 平成8年9月21日 |
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参考文献 「曼荼羅図典」 「みほとけを描く」 「仏画入門」 「みほとけ画の世界」 「仏像」 「仏画の描き方」 「十三仏さまのお話」 「鈴木空如」 「写仏」 |
染川英輔他 山本兆揚 中村幸真他 江本象岳 佐和隆研 小野大輔 池田昇 大岸佐吉 松尾光明 |
大宝輪閣 美術書院 日本放送出版協会 日貿出版社 平凡社 日貿出版社 十三仏奉賛会 春秋社 青山社 |
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