平成に甦る佛心
<森脇聖淳作品集>
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03−12
虚空蔵菩薩
(Kokuzou Bosatu)
平成8年作
絹本着色
《作品サイズ》38cm×93cm
《軸装サイズ》47cm×168cm
(原本)東京国立博物館

虚空蔵とは無尽の宝庫で、智慧や財宝を容れることのでる蔵からこの名があり、はかり知れない智慧と福徳を具えて、常に人に与えて願をみたす菩薩です。京都の嵯峨の法輪寺の本尊虚空蔵菩薩は有名で昔から十三詣りといって男女が13歳になると美しく着飾り智慧を貰いにこの寺にお詣りいる習慣がありました。参詣の帰りに嵐山の渡月橋をわたり、ここでふり返ると折角貰った智慧も返してしまうといい伝えられています。  丑年生まれと寅年生まれの方の守本尊です。

 【所蔵先】 和歌山市 森脇様