平成に甦る佛心
<森脇聖淳作品集>
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02−01
大日如来
(Dainichi Nyorai)
平成8年作
紙本着色
《作品サイズ》112cm×120cm
《軸装サイズ》135cm×200cm

大日如来は、梵名まかびるしゃな仏、大光明遍照ともよばれ、大日如来の智慧の光明は昼夜の別のある太陽の光を上まわり昼夜とも輝くのですから大の字をつけて大日如来というのです。弘法大師が唐から帰国してからこの大日如来を本尊として密教の一派を開宗されたのはご存知の通りです。又、如来は、内は真如法界、外は一切衆生を照らして何の障害もなく衆徳円満に具足して常住不変、身土融通、一切の衆生諸仏如来の心性をあつめつくした宇宙の万物を包む智慧と慈悲の表徴であって、常に万物をしてあるようにあらしめいてる全一者としての特性をもった如来であります。 未年生まれと申年生まれの方の守本尊です。

 【所蔵先】 横浜市  円福寺様