平成に甦る佛心
<森脇聖淳作品集>
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01−05
般若十六善神像(HannyaJyuurokuzenshinzou)
平成11年作
紙本彩色 軸装
《作品サイズ》81cm×142cm
《軸装サイズ》100cm×218cm

国家安泰や除災招福などを祈願して大般若経(大般若波羅蜜多経)600巻を読誦する「大般若会」に際し、本尊に迎える画像です。釈迦如来の左右に文殊・普賢の二菩薩配し、そのまわりに大般若経を守護する十六善神や諸天・深沙大将・比丘などの諸像をめぐらしている。向かって右前方に笈を背負って立つのは大般若経をインドからもたらし訳出した玄奘三蔵で左前方の半身裸形像は玄奘がインドに渡る際に砂漠の流砂中に出現したという守護神の深沙大将です。